みんなで上げよう!自己肯定感。
2024/02/15
昨日、大学院心理学研究科の先生のとても良いお話を聞く機会をいただきました。
専門的かつ楽しいお話の最後に、ナイスミドルがナイスな質問をしてくれたんです。
「たくさん褒めましょうとは言われているけれど、それでも怒らなければならない時は有るじゃあないですか。親だったら、つい叩きたくなる時もあると思うんですが、叱ったりたたいたりって言う事は、しつけとして良い事はあるんですか?効果はあるんですか?それともやはり怒ったり叩いたりは絶対に良くないんですか?」
ナイス!ナイスミドル!
まさに聞きたい事でした。
先生の答えは「叱るのがダメとか、褒めれば良いとかよりも子供との信頼関係ですね。信頼している人に褒められると嬉しいし、怒られると反省するし。」
「信頼されるにはどうするか。それこそ、たーくさん褒めると良いんです。褒めるには良く見ていないと出来ませんからね。褒めてくれる人は自分を認めてくれていると思うし、認めてくれる人には良いとこ見せたくなる。だからなかなか言う事を聞かない子も褒めてくれる人には素直になる。」
「褒められると自己肯定感が上がります。自己肯定感の高い子は前向きだから頑張れる。怒らなければいけない時はまず自己肯定感を上げてください。」
との事でした。
なーるほど。これは子供に限ったことではなく家庭の中で大人同士でも職場でも共通する事ですね。
赤ちゃんの時は何をやっても注目を集めて「すごい!すごい!」と褒められまくるのに、大きくなるにつれてどんどん目が離れていく寂しさを考えると、おへそが曲がっても不思議はないかもしれませんね。
その過程も必要なんですが、良い所は見つけて褒めてあげる努力はし続けられたらいいですね。
お子さんが何か珍しい行動をすると、「いいねー!」と口癖のように言っている親子は、お子さんも笑い声が多いですね。
お子さんの行動に、この「いいねー!」を言う事は、心と体にゆとりがないとなかなか出来ないかもしれません。
そんな余裕が無い時にヘルプできる人を見つけるお手伝い、またはちょっと心と体を休めるお手伝いをする事が出来ればいいなと思っています。
宇都宮訪問心理カウンセリングルーム ははのて 小川ひろこでした。
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