子供の寝る時間

ママとお子さんの葛藤の一因ですね。

ママはとにかく早く寝せたいし、お子さんは今が楽しいから寝たくないし、体力がついてきたから眠くなる時間がどんどん遅くなって、さらにイヤイヤ期に突入！

そもそも、なぜ早く寝せたいか。それはもちろん、お子さんにとっていい事だと分かっているからですよね。

ママたちもご存知の、成長ホルモンの分泌が目的ですね。

寝る子は育つ！その通り｡

成長ホルモンは、入眠中の空腹時が最も分泌しやすいというのはなんとなく聞いたことがあるかなとは思います。

じゃあ何時に寝せるのが良いか。

ゴールデンタイム、夜10時〜深夜2時が成長ホルモンが分泌する時間とされていましたが、どうやら分泌する条件は時間帯ではないようです。

入眠後、2〜3時間経つと成長ホルモンの分泌は始まります。

そこに合わせて、深い眠りについていることが、最も必要な条件です。

つまり、早く入眠して出来るだけ早く質の良いレム睡眠（深い眠り）に入ることで、よりたくさんの成長ホルモンの分泌を促すと言う事です。

昼間たくさん遊んで、読み聞かせや音楽などで心地よい眠りにいざなわれるように工夫する事が、望ましいですね。

電子機器を寝る直前に見ると、脳を刺激して良い睡眠を邪魔する事はよく言われていますね。

保育園などに行く頃になってから早起きの習慣をつけるのは一苦労するので、やはり早寝早起きの習慣はつけておいたほうが好ましいのは確かです。

早寝早起きを時間を決めてするお子さんは、学習能力が高くなるという研究成果が発表されています。情緒の安定にも影響が有るそうですよ。

寝る時間が早ければおのずと起きる時間も早くなり、しっかり眠ればお腹もすいて朝からよく食べよく動くようになるでしょう。

やはり午後8時頃には床に就くことをお勧めします。

忙しいママには少々耳が痛いかもしれませんが、成長ホルモンは子供のためだけではないことを知ってほしい。

次回は成長ホルモンの事をまとめたいと思います。

ははのてとしては、毎晩寝かしつけをお手伝いするのはちょっと難しいです。

何かほかの方法でお手伝いをさせてください。

宇都宮訪問心理カウンセリングルーム　ははのて　小川ひろこ